2019年03月02日

開出今環境教育研究圃場での生産継続断念についてのご案内

2016(平成28)年の秋、
気象条件の悪化(9月末の長雨)により、
収穫作業が不能となり収穫断念のつらい思いをさせていただきました。
その頃から生産継続についての懸念を抱くようになりましが、
そうはいってもそのときはまだまださほど思い詰めたものではなかったのです。

ご承知のように、私どもの稲作は
多くの人に支えられて成り立っていましたので、
その一部が欠けますと本当に行き詰まってしまうのです。
育苗の藤田さん
田起こし、代かきの辻哲さん
田植えの西澤さん
畦畔草刈りの田中さん
収穫作業の安居助廣さん、辻清和さん
水管理の集落の水利係さん
貯蔵の琵琶倉庫さん(これも大変重要な工程です。年間14℃で保存をつづけるということはとても大切なことです)
それにもちろん買い支えてくれてきた皆さん。

曲げて曲げてご協力いただいてきた生産サイドの6人のうち、
田植え作業の西澤さんからはお辞退の意向が3年前ごろから伝えられてきていました。
貯蔵の琵琶倉庫さんからは昨年秋突然営業打ち切りの連絡を受けました。
西澤さんはご高齢が理由
琵琶倉庫さんは経営の行き詰まりでしょうかね。
私どもの農法を集落の皆さんに引き継いでいただけたらとの思いをもちつづけてまいりましたが、
最終的に、今年の01月21日に開出今集落の皆さんとの話し合いの場をもち、
そこで“生産継続断念”の最終判断を下しました。
後は須戸 幹先生が40アールほどを継続しますので、
そちらのお手伝いを続けたいと思っています。

皆さんに惜しまれて、惜しまれて
本当にハッピーな幕引きで、
あまりマイナスの感傷はありません。
むしろ12年間、“やったぜ”という感じもします。
しかし私どもの農法を受け継いでいただくことができなかったこと、
買い支えつづけていただいた皆さんに
“博士たちのエコライス”をお届けできなることにつきましては、
やはり断腸の思いというほかはありません。

12年間を支え、支え続けていただいた
皆々さまに心から御礼申し上げます。

2019年03月02日  
開出今環境教育研究圃場プロジェクト代表  小池恒男
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2019年01月14日

通信《01》青大豆の収穫

 青大豆の収穫が2019年度の初仕事になってしまいました。ホントは昨年末に収穫したかったのですが、「行きたい、行ける」と思っていた矢先に県北に雪ということで、雪の下ではどうにもなりませんということで、年を越してしまったというわけです。実は昨年も最後の収穫が年を越して01月11日(水)になってしまいましたから、さほど番狂わせということでもありません。
 晴れで暖かい日和でした。ホントに久しぶりの田んぼで、心うきうきという感じで田んぼに向かいました。

2019年01月14日(月)、10:15−11:55、晴れ、気温8℃、風なし
□青大豆の収穫
 支柱を切り離し、引き抜き、根切りして(剪定ばさみ)、枝を切り落として(米袋に詰めやすくするため)、米袋に詰める、という一連の作業です。今年はわずかに米袋3袋ということですから、収量は昨年の五分の一といったところです。米も大豆も思いっきり不作です(天を仰ぐ!)。08月23日の台風20号で西に倒され、09月04日の台風21号で東に倒されでは、根元がぐらつくにきまってますよね。大豆さん、まるで往復ピンタを食らったようなものですよね。たったの3袋! まあ、持ち帰って、しばらくさらに乾燥させて、後は夜なべ仕事ですね。でも量が少ないから今年はその点では楽なものです。
 後は、支柱を洗って、車に積み込み、作業完了でした。収穫量は最悪でしたが、久しぶりの農作業、やはり素晴らしいです、爽快です。

○後は、マコモ田、クワイ田の後始末の作業が残ってますね。
 通信のスペースが余っていますので、田んぼで創った詩作を以下に一篇

《一月の空》
山の峰々に残雪が光る
田には青々と麦が育つ
もう春なんだな
てんとう虫が
草の葉先で迷っている
まだ飛べないんだね

2019年01月14日    K
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2018年10月17日

通信《39》刈り取り作業

 昨日(15日)、米の入荷のため琵琶倉庫に向かう途中、念のためにと思い開出今の圃場に立ち寄ってみたのです。すると、ナナなんと、収穫作業はすでに完了していたのです。青森出張の際も東京出張の際も天気が気になって、稲刈りの行方が心配で心配でたまらなかったのですが(と言いながらも辻さんを信頼しきっているのですが…)、まさに、ナナなんとという感激、驚きでした。
 まあ辻さんは11日頃には、とはおっしゃっておられたのですが、結局、13日(土)、1日で一気に刈り取られたとのことでした。ですからすでに2日前に刈り取りは終わっていたということなのです。夕方、TELで確認できました(15日夕)。見学を強く希望されていた森野さんの願いは、多分かなわなかったのでしょうね。辻さんによれば、作柄はあまり良くないとのことですが、まあこちらとしてはとにもかくにもかくにも、収穫していただいた喜びで十分です。収量等についてはまた後日ご連絡いただくことにしました。本日(15日)より乾燥、籾摺りに着手いただいているとのことです。まあしかし、圃場に残されたすさまじい蛇行の痕跡を見ますと、刈り取りはすごく困難な作業だったのだろうと思います。それでも一株残らず刈り取っていただいて、本当に芸術的なテクニックだと思います。
この後、順調に事が運べば、乾燥、籾摺りを終えて、袋詰め、検査、倉庫への搬入という運びになるのですが、「そうは問屋が下ろさない」なのでしょうか。
 それはそれで喜びだったのですが、またまた大問題の発生です! 辻さんによると、何と貯蔵を委託している琵琶倉庫が営業を停止する、今年の搬入を中止しているというのです。このことは田中良典さんも知ってますよとのことでした。まあ次から次へと難問が降りかかってくるものですね! 本当に驚きです。皆さん慌てて代わる貯蔵施設を探し求めているらしいのですが、なんでも栗東に浅野倉庫というのがあって、今そこに多くの人が殺到しているとのことです。私にしてみれば倉庫が近くなることは何よりのことなのですが、受け入れてもらえるのか、料金、その他の受け入れ条件がどうなのか、そんなにたやすいことではないようにも思います。しかしそれにしても寝耳に水のビッグニュースでお先真っ暗です。とは言え、何とか手を打たなければなりませんので、とりあえず明朝、琵琶倉庫にTEL入れて確認するのがまず打つべき手ですね。

 ということで、今朝(16日)、10時20分に琵琶倉庫にTEL入れました。営業中止の件はすでにお手紙でお知らせしています、とのことでした。請求書と同封の場合はまず中身を確かめることはありませんので、手紙は多分いただいているのだと思います。まっ、しかしそれを読んでいない私としては寝耳に水ということになります。しかし皆さん、不幸中の幸いということでしょう! 急なことで皆さんお困りなので、今年に限って搬入可に切り替えられたとのことなんです。ということでこれで一安心です。来年のことはわからないとのことでした。会社に何が起こったのでしょうね? 政府認可の伝統ある倉庫なんですけどね。ということで、ひとまずは難を逃れたという次第です。ホントに何が起こるかわかりませんね、一寸先は闇ですね。

2018年10月16日(火)    小池記
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